オンライン研修の疑問・難問にこたえます!


WEB研修の疑問・難問にこたえます!

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1.そもそもオンライン研修は効果はあるの?

あります。従来の集合研修と同等、場合によってはそれ以上の効果があります。集合研修では講師への授業中に質問がなされるケースは多くありませんでした。しかし、チャット機能を使うことで、講師が話をしている時でも質問を書き込めます。集合研修よりも質問が増えました。また、研修中の演習、事後課題を確認しても、十分理解できていることが確認できています。


グループやペアワークなどもブレイクアウトセッション機能を活用することで、迅速にそして時間管理もより的確にできます。講師や事務局は、各グループの演習の様子をセッションに参加することで進捗の確認、質疑応答もできます。


ディベートやプレゼンテーション研修では、動画の撮影、再生・学習もできます。


これらは、50分授業∔10分休憩、テキストは手元に、画面はパワーポイント、アップテンポな説明をすることで、受講者の集中力を持続させます。授業も10分説明したら小演習をいれるようにしています。この教授方法はもう25年以上、集合研修で実施しています。



2.人事・研修担当者、受講者は何を準備すればよいの?

ハードは、普段お使いのPCにヘッドセット(マイク&スピーカー)があればOKです。複数の機器を現在、過去使用していた場合はPCの設定が必要になる場合があります。ただし、スマートフォンやタブレット(androidやiPadの意味)では受講できません。


3.オンライン研修は、集合研修と受講人数が変わりますか?

基本的には、集合研修の定員と同じです。従来より受講者一人ひとりの能力開発・目が届く人数を意識して研修を提供して参りました。それはオンライン研修でも同じです。したがって定員も従来と変わりません。しかし、1時間の大規模な講演会などでは会場の制限がなくなるので、人数を増やしての開催もできます(参考:これまでの1回あたりの最高は960名、次点は954名、500名以上の研修会も多数実施しています)。


4.オンライン研修は、受講者が初めてなので不安。何か支援はありますか?

研修日の1週間前あたりに、 30分程度のセミナーを提供します。Zoomの活用方法をあらかじめ確認しておくことで、当日はすぐに研修を開始できます。具体的には、カメラの設定、音声のボリューム調整、質問(チャットへの書き込み)、講師のパワーポイントの表示サイズと他の受講者の顔を同時に見えるようする設定等が基本です。こうした操作に慣れておくことは、今後のテレワークの推進で重要です。


5.オンライン研修ならではのルールや困難なことってありませんか?

基本的には通常の研修や業務と同じで困ることはあまりありません。研修用のIDやパスワードの管理をする。機密情報をむやみに話したり、表示・閲覧、アップロード等は普段どおりしないでください。ご自宅などの背景を消す「バーチャル背景」、休憩時間の画像のミュートすることは問題ありません。研修中にPCを使用して、他業務やメールをする人が出てくる人ことを懸念する方がいらっしゃいます。これはカリキュラムの工夫で、そんな暇や余裕を与えないように研修のカリキュラムを組んであります。きちんと取り組まないと演習時に自分だけでなく、相手も困るので内職をする人は非常に限られます。

自宅受講の場合、無線LANで接続しているときに、電子レンジを使用すると、通信が切断されるケースを確認しています。研修時間での電子レンジの使用をお控え頂くか、有線LANでの接続を推奨いたします。こちらも普段から問題になっていなければ、特段の対応は不要です。

また、オンライン研修の事務局業務は不慣れな方が多いので弊社で事務局を付けます。具体的には、最初の出欠確認、名前の修正、グループワーク時に活用するブレイクアウトセッションの割り振り、遅刻や早退する人への対応、当日発生したPCや接続の不具合への対応を御社の研修ご担当者と一緒になって対応をいたします。


6.「Zoomはセキュリティに問題がある」と指摘されていますが、大丈夫なんですか?

現在は、大幅にセキュリティ機能が改善されています。4月には15項目の大幅なセキュリティアップデートがなされています。他のサービスよりも強化されている個所が多いです。セキュリティに不安のあるお客様には、事前に受講者のメールアドレスを登録しておき、そのアドレスからログインしないと研修に参加できないように設定できます。さらに、待機室を設け、一人ひとり、受講者の名前を確認してログインを許可します。また、画面共有は講師以外はできないように制限することもできます。

また、WebEXでの研修も承ります。


7.弊社ではZoomなどアプリケーションのインストールは禁止されています(受講者にID等を発行させたくありません)。

アプリケーションをインストールせず、ブラウザだけでも受講できます。アプリケーションのインストールはOKでも登録がNGの場合は弊社で受講用のIDとパスワードをご案内いたします。ただし、ブラウザーでの受講の場合、ホワイドボード機能は閲覧だけになります。受講者は書き込みができません。お客様がご希望されている研修がホワイトボードが必要であるかは、お問合せください。

ブラウザからのログインで、グループワークを実施する場合は、自分のPCのワードやパワーポイント等のソフトを立ち上げて、代表者が他のメンバーの話をまとめていただくことになります。

なお、弊社ではZoomとWebEXにて研修を提供しております。Skypeは6名以上の受講者がいると、接続環境により音声が途切れることが発生します。その他サービスもブレイクアウトセッション機能が提供されていないサービスが多く、演習を多用する研修には適しておりません。


8.オンライン研修でできない研修は何ですか?

人事考課など御社の機密情報に直接関係する研修は不向きです。同様に、プレゼンテーション研修でも、お客様の機密情報を扱って提案資料を作成するなど、情報の持ち出しが制限されている内容を扱うことは適していません。現在、御社で実施しているWEB会議で許可されている範囲ならば研修でも使用できます。必要に応じて弊社と守秘義務契約を締結することになります。

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9.WEB研修の費用は、通常の研修より高額になりますか?

いいえ、大部分のケースでトータルコストが下がります。しかし、一定の条件で値上がりします。そのケースは、これまで都内で研修を実施していて、受講者も全員その勤務地で働いている場合です。このとき、オンライン研修の企画・運営費(50,000円程度/日)が増えます。しかし、大部分のお客様は、地方から社員を出張させる交通費、宿泊費が人数分削減できます。また、研修会場を借りていた場合はその費用も不要になります。

弊社では、4月よりWEB研修の試行、5月より本格提供を開始いたしました。弊社としては各種器材の準備、各種サブスクリプション契約を経て、WEBでも十分対応できる自信を持ってご案内しております。しかし、受講者のPC環境など、置かれている状況も多岐にわたることもわかって参りました。事情をお伺いしながら、WEB研修が提供できるように対応して参ります。

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