地方公務でロジカルプレゼンテーション研修:2008.12
研修の概要
2008年1月 (2日間)×1回
公務研修(都内)
- 研修のねらい
せっかく良いアイデアやサービスを提供できるのに、伝え方が悪ければ、採用されることはありません。この研修では、自分の意見を効果的に伝える、プレゼンテーションのテクニックを学びます。
第一に、伝達技術です。いかにして聴衆の注意を喚起し、論理的にわかりやすいストーリーを構築していけば良いかを学びます。具体的には、人間が理解するステップについて認知心理学を軸に学びます。伝達技術で重要なことは、良いアイデアを聞き手の立場に立ってわかりやすく表現、構成することです。この技術がないとせっかくのアイデアも聞き手に理解されません。
第二に、内容構成です。まずプレゼンテーションの戦略として目標の分析をします。このとき聞き手と話し手の両方の目標を分析し、お互いのメリットから最善の内容を考えます。プレゼンテーションで最も重要なのが、最初にプレゼンテーションの内容設定を誤ると、プレゼンテーションは成功しません。
第三に、視覚効果です。聞き手は話しを聞くこと以上に、話し手の姿を見ています。聞き手は、話し手がするしぐさ、表情などにとても敏感です。研修では話し手の身振り、手振りをはじめ、(パワーポイントなどの)視覚物の作成方法についてみていきます。話し手のイメージを伝えるには図解することが最適です。この技術がないと、効果的なプレゼンテーションは出来ません。
これらの技術を確実にする為に、演習を多く取り入れます。具体的には、発表を一人ひとりビデオに撮影し、講師から良いところ、改善点、具体的方法をフィードバックします。実践的なプレゼンテーションスキルが向上します。
- 対象
- 中堅(30名)×3回
プログラム
時間 | 1日目 | 2日目 |
---|---|---|
午前 | 【講義】オリエンテーション 【講義】プレゼンの伝達技術 ・発声の方法 ・ボディランゲージ 【演習】プレ発表(2人1組) ・2人1組で発表・検討・修正 【演習】第1次プレゼンテーション ・ビデオ撮影&振り返り<6名> | 【講義】プレゼンの視覚効果 |
午後 | 【講義】プレゼンの構成技術 ・読み比べで説明の模範を知る ・ロジックチャートで内容を構成する ・番号付と要約文で論旨を区切る ・既知から未知への情報展開 ・三角ロジックで主張に根拠を沿える ・リンクマップで筋道を示す 【演習】事前課題修正 【演習】第2次プレゼンテーション ・ビデオ撮影&振り返り<6名> | 【演習】事前課題修正
まとめ |
関連情報
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