ロジカルシンキングは、地方公共団体のあらゆる業務の基礎となる重要なスキルです。本研修では、小難しい理論ではなく、汎用性の高い「思考と伝達の枠組み」を学習します。また、演習中心のプログラムによって、単に「知っている」だけでなく、業務で「実践できる」レベルの共通スキルを身につけます。
対象 | 新入職員~中堅職員 定員30~40名程度 |
形態 | 理論の説明 ► 演習 ► フィードバック ► 演習 ► 理解・定着の繰り返し |
日数 | 2日間 (14 H) ※1日で実施希望の場合は、プログラムをアレンジします |
備考 |
・新採後期研修(1日)として、あるいは中堅研修(2日)として、ご起用が最も多い研修です。
・40名以上が受講する場合では、講師2名による複数クラスの同時進行にも対応できます・
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ロジカルシンキングは、地方公共団体のあらゆる業務の基礎となる重要なスキルです。本研修では、小難しい理論ではなく、汎用性の高い「思考と伝達の枠組み」を学習します。また、演習中心のプログラムによって、単に「知っている」だけでなく、業務で「実践できる」レベルの共通スキルを身につけます。
論理的に考えるための3つのスキル:①情報を取捨選択分類する技術。②根拠を示して自分の意見を述べたり、聞いたりする技術。③筋道を立てて考えたり、説明したりする技術を学びます。
第一は、情報を取捨選択する技術です。情報の取捨選択により、自分の主張をモレなく、ムラなく整理することができます。研修では、表組みや組織図などのチャートを用いて生情報から整理された情報にする方法を学習します。この技術がないと、関連情報を単に羅列したり、論点が飛び聞き手が理解できなかったりします。
第二は、根拠を示して意見を述べたり、聞いたりする技術です。根拠を明確にすることにより、議論の本質が共有できます。研修では、三角ロジックという分析ツールを学習し、自分の意見に根拠を明示したり、聞いたりします。この技術がないと、自分では根拠を示していたつもりでも、「訳がわからない」や「で?」と指摘されてしまいます。
第三は、筋道を立てて考えたり、説明したりする技術です。筋道を示すことにより、聞き手はあなたの説明を理解してくれます。研修では、リンクマップ法という発想ツールを学習し、テーマについての周辺情報や相関を整理します。また、グループでの意見交換を通じて問題の本質と争点を見つけ出す練習をします。この技術がないと聞き手は論点の飛躍だけを感じるので納得しません。
相手の言っていることが理解できなければ、そもそもコミュニケーションは成立しません。また、自分の意見に根拠や筋道を示さなければ、人を説得することもできません。しかし、多くの情報から本当に必要な情報を選りすぐるには、ツールとそれを駆使する技術が必要です。
1日目 | 2日目 |
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オリエンテーション
1)業務の基本となる「理解力」を向上させるスキル
2)人を動かす3つのポイント
3)住民満足とナレッジマネジメント
【演習】クレドの実践
1. 情報分析ツールで相手のニーズを理解する
1)ニーズを理解する4つの質問の技術
【演習】4つの質問
2)[なぜ]と[誰]を考えて、内容を選択する
【演習】上司や依頼者の意図に即した内容選択
3)ブレインストーミング法・KJ法
【演習】ブレスト+KJ会議の実践
2. 三角ロジック(ピラミッド)で主張に根拠を添える
1)論理的思考の基本
【演習】意見の多様性と根拠の理解
【演習】論理的な紹介
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3. リンクマップでテーマを深耕・発展させる
1)リンクマップ法の進め方
【演習】リンクマップ作成&発表(各種政策検討)
4. マトリクスで情報のモレ・ムラをなくす
1)わかりやすく整理する
2)情報のレベルや上下関係を整理する
【演習】情報のモレ、ムラ、重複をチェック
3)ロジックツリー
【演習】目的を意識して上位概念と下位概念の区分
4)情報の包含関係と箇条書きの使いかた
5. ロジックチャートでわかりやすく説明する
1)メンタルモデルとは何か
2)ナンバリング・ラベリング
3)縦つながりと横並び
【演習】総合演習1:論理的な報告書作成
【演習】総合演習2:問題を多角的に分析・解決する
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図解で速習
文章で復習・職場勉強会で活用
関西生産性本部の機関紙『KPCニュース』で連載した「超実践ロジカルスキル講座」の内容を、一部割愛したり加筆修正したりして掲載しました。ロジカルスキルの必要性や今日から使える思考のテクニックが満載です。 弊社の研修プログラム内容のご検討材料としてご利用ください。
理解・思考 | |
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分析・対策 |
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書く・伝える |
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話す・伝える |
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共感・解決 |
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知の総合力 |
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新採・初任 |
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中堅 |
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リーダー |
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役割 |
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